ペットホテル・シッター開業

〇 ペットホテルは、飼い主さんが海外旅行や出張でペットと一緒にいられない場合に、大切なパートナーを預かってくれる施設です。全国で約4,000のペットホテルがあると言われています。ただ、ホテルは、預かりを専門にやっているところよりも、ペットショップ、ペットサロン、動物病院などと併設している兼業組が多いのが現状です。ホテルのユーザーである飼い主さんにとっても、例えば自分の愛犬が普段トリミングをしてもらっているサロンや診察をしてもらっている動物病院がホテルとして使えるなら、これほど便利なことはありません。また、経営する側としても、サロンや動物病院に定期的に訪れてくれる飼い主さんはホテルの見込み客になるわけですから、兼業経営の方が効率がいいといえます。

〇 ペットシッターはペットの家政婦のような役割を担うものであり、飼い主さんが海外旅行や出張でペットの世話ができない場合に、代わりに散歩、遊びの相手、食事、トイレなどの面倒を見る、いわゆる飼い主さんの代行業務です。

〇 以上のことをまとめると、ホテルがペットの居場所を提供することをメインとし、場合によってはその他のサービスをサブとして提供するのに対し、シッターはペットのお世話をメインとして、契約によって便利屋さんのようなサービスを提供できる業種であると言えます。

   ⇒ 世田谷PHCでは、ペットホテル、ペットシッター用の契約書の作成も承ります。

 

ペット専用ホテル開業までの流れ
開業のスタイルを決定 個人事業、合同会社、株式会社など
   
施設・設備の選定  
   
融資の手続き 日本政策金融公庫、信用保証協会などの活用
   
スタッフの雇用 必要に応じてスタッフを採用する
   
動物取扱責任者の選任  
   
動物取扱業の登録  
   
開業  

 

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〇 ペットホテルを小規模で始めるなら個人事業でも問題ないでしょう。自分一人で事業を立ち上げたい場合は会社組織にする必要はないということです。また、複数の仲間と一緒に始めるなら、合同会社でスタートすることも考えられます。資金に余裕があるなら、いきなり株式会社を設立することも可能ですが、信頼できる仲間うちとともに手堅く始めるなら、初期費用を抑えられる合同会社の方が向いていると言えます。

〇 ホテルの多くは、ペットサロン、動物病院などとの兼業型です。そのため、ビジネスをスタートさせる時には、近隣の同業者のサービスを知るという意味でも、入念な事前の市場調査を要します。ホテル業務を専門とする場合、兼業組との差別化を如何に図るかがビジネス成功のポイントといえるでしょう。

5 必ず契約書を交わす

〇 飼い主さんが長期不在の場合は、ペットにケガや事故など不慮の事態が訪れることもあるかもしれません。あらゆる状況に対処できるよう、契約書を交わしておきましょう。また最近では、ペット自身の問題だけでなく、ペットを引き取りに来られない飼い主さんが原因となる問題も多く発生しているようです。トラブルを避けるには、契約の内容を書面に残しておくことが何よりも大切です。

 

 

ペットシッター開業までの流れ
開業のスタイルを決定 個人事業、合同会社、株式会社など
   
ペットシッター士の資格を取得(任意)  
   
動物取扱責任者の選任  
   
動物取扱業の登録  
   
ペットシッター保険に加入  
   
スタッフの雇用 必要に応じてスタッフを採用する
   
開業  

 

1 開業のスタイルを決定

〇 シッターの仕事を始める時は個人事業でスタートするのが一般的ですが、仲間と組んで始める場合は合同会社を設立することも考えられます。ただ、シッターはペットホテルと違い、自ら依頼者である飼い主さんのもとへ出向く出張型で開業することが多いので、まずは、初期費用をできるだけ抑えられる個人事業で始め、ビジネスがうまく回り始めてから仲間と業務提携する、というやり方が望ましいと思われます。□シッター士の資格を取得○シッターを始める際に、シッター士の資格を取得するかしないかは任意です。ただ、顧客の信用を得るためには取っておいた方がいいでしょう。

5 シッター保険に加入

〇 シッターは、その仕事の性質上、トラブルに巻き込まれることが多いといえます。例えば、依頼者である飼い主さんの留守宅を訪問し、ペットのお世話の最中に置き物を破損したとか、散歩中にワンちゃんが歩行者に咬みついてしまったなどなど・・・。そういったトラブルになった場合、保険に加入していなければ、シッター自身が損害賠償をしなければならない事態になりかねません。まずは保険に入りましょう。保険に入らなければその経済的リスクが大きく、とても開業できない仕事と言えます。

 

ペットホテルとペットシッターの比較
  ペットホテル ペットシッター
安心・安全性 有店舗なので、ユーザーがあらかじめ状況を見学することができる 無店舗なので、ユーザーが仕事ぶりをチェックすることはできない
24時間預けることが可能 時間単位で預けるのが基本である
他のペットと一緒になることが多いので、病気に感染する可能性がある ペットの住んでいるところにシッターが伺ってお世話をするので、他のペットから病気が感染する可能性は少ない
飼い主さんの利便性 ホテルまで連れて行く(送迎される)のに時間がかかる シッターが自宅に来てくれるので時間はかからない
ホテルで預かる以外のサービス(トリミングなど)を提供している場合、利用可 ペットのお世話以外に契約内容によっては、草刈り、掃除などを頼むことも可
ペットから見た快適性 普段と環境が変わるので、ストレスを溜めやすい 普段と環境が変わらないので、ストレスが溜まりにくい

 

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