第20回コンテスト結果

第20回ペット川柳コンテスト 結果発表  (応募総数367句)

 

特選 

家出かと 思えば鍋に 食えぬタマ  (静岡県・ぴかちゅー)

(“家出かと” という出だしがいいですね。猫は隠れるのが上手ですからね。思いがけず鍋の中にいたんですね。“食えぬタマ”という言葉のチョイスも、鍋の中に入っているのに食べられないという意味と、タマが食えないヤツだというダブルミーニングになっていて巧いなあと思いました。    関口評)

 

 

入選

5分置き 太陽求め 動くにゃん  (鹿児島県・あゆるしまま)

(冬は太陽の角度が低いので、日の当たる場所がよく変わります。日向ぼっこが大好きな猫が、暖かい場所が変わる度に移動していく情景が目に浮かびます。最後の言葉を、猫ではなく”にゃん”としたために、人の視線からと、猫自身が主語の場合と2つの見方ができますね。   K・ジハンナ評)

 

犬小屋に ペルシャ絨毯 敷くマダム  (東京都・シャリベン太郎)

(シュールな句ですね。本人は大真面目なんだけど、かなりズレた感覚のマダム。そんなマダムの犬に対する愛情をおもしろく詠んでいると思います。    くるみ評)

 

孫の服 買ってよく見りゃ 犬の服  (埼玉県・らくちゃん)

(大きさが、ちょうどおんなじぐらいなんですよね(笑)。とっても可愛いと思ったら犬の服でした。おばあちゃんのあるある話ですね   K・ジハンナ評)

 

佳作

鍵盤を 猫に踏ませる 作曲家

「よいしょっと」 九官鳥に 気付かされ

猫じゃらし 飛びついたのは 一歳児

猫を飼い 会話が増えた 猫にだけ

犬に来た 孫の賀状を 読み聞かせ

テレビ前 家族で論議 猫のギャラ

鍋の香を たどりてポチと 冬散歩

こたつ内 シェアする 犬猫人の足

電話中 あとついてくる スパイ猫

寝正月 犬に引かれて 初詣で

犬用の おせちで人用 予算減る

 

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